【就活対策】リクルーターと、どう関わるか。大手でリクルーターやってます。
こんにちは!トキツクです。
大手でリクルーターやってます。
今日は就活する上で、リクルーターどう関わっていったらいいかを、リクルーターがどういうことを考えながら、就活生と接しているかを交えて書きたいと思います。
最近、忙しかったので、ブログ書くの久々です。続けるって難しいですね。
先週、会社のリクルーターとして就活してる学生さんに会ってたので、就活のことを書こうかと。先週学生さんと会った感想としては、就活始めたばかりの人は、あんまり、リクルータって知らないのかな?って思いました。なので、リクルーターについて軽く解説です。これから就活する人の参考になれば嬉しいです。
リクルーターは、人事ではありませんが、1次選考を担うことも多いので、本気である会社に入りたいと思ったら、その企業のリクルーターとの関わり方はある程度注意してください。
リクルーターとは
ざっくり言うと、「人事担当者以外で、就活生とコンタクトをとる社員」です。
就活生と近しい印象を与えることを狙って、若手をリクルーターとしているところが多い印象です。
かるく私の経歴
京都大学(理系)→京都大学大学院→大手企業(1部上場)に入社。
エンジニアとして開発部門勤務。一昨年からリクルーターやってます。
リクルーターの役割
私がやってるリクルーターの役割は以下5点。
・会社に興味を持つ人を増やす
会社説明会や、大学を訪問して、まず自社に興味をもってくれる就活生を増やします。
・入社志望者を増やす
興味を持ってくれた就活生を、自社の見学会や別の説明会へ誘って、志望度を上げます。
・入社志望者の会社への理解度を高める
志望してくれた就活生と1対1で会話して、自社の情報をより具体的に伝えて働くイメージを持ってもらいます。働き方、私生活、など、かなり踏み込んだ質問もOK。就活生のイメージと実際の自社の状況が違う場合は、出来る限り情報を伝えて修正します。
・1次選考
リクルーターは人事ではないので、採用権限はありませんが、人事に就活生の情報を横流ししてますので、実質的な1次選考の役割を担っています。
リクルーターとして、気にしているのは、その就活生が入社して楽しく働けるかどうかです。就活生と会社の相性診断をしている感じですかね。
ちゃんとした面接はせず、お茶したり、ご飯食べたり、お酒を飲みながら、就活生が大学でやってることや、技能、性格、就活生の働くイメージ、理想とする社会人の生活スタイルを聞き出します。
リクルーターとしては、就活生を評価することが目的ではなく、就活生の将来に自社が合っているかどうかを確認することなので、自社と合わないと感じた就活生には、それとなく、自社と合わないと伝えています。リクルーターからそういう発言があった場合には、固執せず、早めに見切りをつけるのもアリだと思います。
無理して入社しても、おそらく後がしんどいので。。。
・自社に向いていると思った志望者には面接対策
志望度が高く、自社とも合うと思った就活生には、必要に応じて、人事対策の面接練習を実施します。リクルーターが面接練習をしてくれる段階になれば、リクルーターとしては、人事に良い就活生であることを伝えていて、その就活生に入社してほしいと考えている段階です。真剣に入社を考えている場合は、テンション上げて頑張ってください。
リクルーターとどう関わるか
大事なことは以下4点
・リクルーターにめっちゃ質問する。
なんでも質問してください。質問が多いほど、志望度が高いのかと思うので高評価です。人事にも、「その就活生は積極的に質問してくれて良い」と伝えます。
・働くことに不安があれば相談する。
最近の働き方は多様化してるので、無理に企業に勤める必要はないかと思います。働き方に不安があれば、リクルーターに相談に乗ってもらいましょう。リクルーターは人事ではないので、自分の知っている範囲で別の業種をオススメしたりもします。働くことに不安があるといって相談しても、基本みんなそうなので、特に人事にそういった情報を伝えたりはしません。
・自分のことを語るときは十分注意。
自分の能力、技能、考え方を語るときは、十分注意したほうがいいです。リクルーターはその情報を人事に横流しするので。学生時代に何を頑張ったか聞かれることが多いと思うので、その話だけは、ある程度考えておいたほうがいいと思います。
・具体的な取り組み事例
・得られた能力
少なくとも、この2つを盛り込んだ話を考えておくと、後々役に立ちます。
・リクルーターの人が気に入らなかったらその会社は切る。
リクルーターは、一応、会社の顔なので、少なくともある程度は会社内で評価されている人間です。一応、私も若手のエース(外見もそこそこ)なので、学生からしたら、ぱっと見かっこよくみえるはずで、そう見えるよう心がけてます(自画自賛すんません)。
リクルーターの人が気に入らないということは、その会社の考え方が合わない可能性が高いので、早めに見極めて、必要に応じでさっさと切るのをオススメします。
この人みたいになりたいなというような、魅力的なリクルーターがいる会社を選べるとベターです。
最後に
最近は、働き方が多様化しているので、お金が欲しいだけなら、わざわざ就職する必要もないかと思います。自分に合った仕事を、自分に合ったやり方で、楽しく続けていくためにも、就職活動は大事な時期だと思います。リクルーターがいる場合はしっかり有効活用して、よい会社に出会ってくださいね。